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農業でのDXを推進するにあたり、現在以下のような環境整備がおこなわれています。
農業にデジタル技術を導入するには、現場を整備する必要があります。例えば、データ管理のデバイス導入や、AI・ロボットによる作業の自動化のスペース確保などです。
最新技術をすでに取り入れ、作業の効率化や付加価値の提供を目指す生産者も増えていますが、環境整備の意識が浸透していないのが現状です。農林水産省は、DX推進の各技術を2025年までに実証・市販化するとし、認知の拡大に努めています。
農業改革を進めるには、行政が主導して変わる必要があります。なぜなら、日本の農業は行政ありきで発展してきたからです。農業の現場と行政をつなぐプラットフォームを構築し、現場での要望に行政が迅速に政策面で対応をするなど、いち早く変革に取り組むことが求められています。
これまでの農業では、紙ベースでの情報管理が主流でした。アナログな手法の場合、生産者は事業継続におけるさまざまな手続きに大切な時間を取られ、各種機関も管理業務は煩雑です。
そこで、さまざまな情報をデータ化し、生産者や行政、流通業者などで円滑に共有できるシステムが構築できれば、データの連携・流通促進が図られ、農業の効率化につながっていきます。
最後に
農林水産省は2025年までに「農業の担い手のほぼすべてが、データを活用した農業を実践すること」を目指しています。
これから数年にわたり、農業の現場には急激な変革がもたらされそうです。
農業のDXが実現すれば、労働力不足や高齢化などの問題も解決できる可能性が高まります。
食は私たちの毎日に欠かせないもの。
その食を支える農業の仕事がなければ、私たちは生活していくことができません。農業のDXは、私たちの将来にもつながる、非常に壮大な取り組みなのです。