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月別アーカイブ: 2023年6月

農業×SDGsの取り組み

先日もSDGsの取り組みについてご紹介しましたが、本日は農業×SDGsについて深掘りして行こうと思います。⛑⛑

スマート農業が進む中、農業におけるSDGsの取り組みは必須のものとなってきています。農業は若手労働者の確保や地球温暖化進行、食糧の安定供給など、さまざまな課題を抱えています。

SDGsのロゴ

 

 

農業とSDGs

農業とSDGsと聞くと、「環境」にフォーカスした問題改善のイメージが強いかもしれません。ですが、農業は「環境」の分野以外にも、「食料提供」、「労働」、「生物多様性」においてさまざまな課題を抱えています。農業に関連する4つの分野について、それぞれの課題と該当するSDGsは以下のようになります。

  • 農業×環境

生産活動の効率性や食生活を優先した農業は、環境に負荷がかかります。該当するSDGsは、SDGs7番「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」・SDGs11番「住み続けられるまちづくりを」・SDGs13番「気候変動に具体的な対策を」です。🚨

  • 農業×食糧提供

食糧提供での課題は、農家の供給と食材を使う人の需要の相違や、安定した食糧供給が挙げられます。該当するSDGsは、SDGs3番「すべての人に健康と福祉を」・SDGs12番「つくる責任・つかう責任」・SDGs13番「気候変動に具体的な対策を」・SDGs15番「陸の豊かさを守ろう」です。📸

  • 農業×労働

労働の課題としては、若手の労働者の確保、農業継承者へのノウハウの伝授などが挙げられます。該当するSDGsは、SDGs8番「働きがいも経済成長も」・SDGs9番「産業と技術革新の基盤をつくろう」です。🐻

  • 農業×生物多様性

生物多様性の維持は、農産物の生産や景観に影響します。該当するSDGsは、SDGs2番「飢饉をゼロに」・SDGs13番「気候変動に具体的な対策を」・SDGs14番「陸の豊かさを守ろう」・SDGs15番「陸の豊かさを守ろう」です。🐰

 

 

最後に、農業につながるSDGsの目標についてご紹介します。

 

1、あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる

目標1のロゴ

この目標は、2030年までに、世界中で極度の貧困にある人をなくすこと、様々な次元で貧困ラインを下回っている人の割合を半減させることなどを目指しています。貧困とは、単に収入や資産がないことだけではなく、飢餓・栄養不良、教育や基本的サービスへのアクセス不足、社会的な差別や排除、意思決定からの除外なども含むものです。また、弱い立場にある人たちが、気象変動や災害などの影響をより強くうけることも防ぐ必要があります。🌂

 

 

以上がSDGsと農業についてでした。

SDGsは取り組み方は自由で取り組み方もさまざまです。

SDGsに取り組みことで持続可能な仕組みを取り入れ、私たちにできることで小さなことからコツコツと取り組んでいけたらなと思います。🐨🐯

 

まっすぐな道

これまで十勝のさまざまな観光スポットをご紹介してきましたが、

私が最もおすすめする観光スポットは「まっすぐな道」です。

 

まっすぐな道(中札内)

北海道は、雄大な大地とどこまでも続くまっすぐな道を連想する方も多いのではないでしょうか?ここ十勝にももちろんまっすぐな道があり、緑の大地の中をどこまでも道が続くような景色は、訪れる人々の心をゆっくりと癒してくれます。💎🚎

 

おまけ情報

(1)東戸蔦方面~帯広から国道236号線を通り、中札内村へ向かい、「なかさつない道の駅」の手前の道路(道道清水大樹線55号)を、右折して直進すると坂道になります(東戸蔦方面へ)。その道を「まっすぐな道」と呼んでいます。
(2)以平方面~帯広から国道236号線を通り、大正町で左折、道道豊頃糠内芽室線62号へ。新帯広空港線とぶつかるところで右折し、少々南下し左折し、62号へ。東進していくと坂道になります。この坂から下り続ける道がまっすぐ伸びているようにみえます。西を向くと日高山脈がきれいに見えます。💫

 

 

アクセス
・名称:まっすぐな道
・アクセス:帯広市東戸蔦方面/帯広から国道236号線を通り、中札内へ向かい、「なかさつない道の駅」の手前の道路(道道清水大樹線55号)を、右折して直進すると坂道になります(東戸蔦方面へ)

・電話番号:0155-22-8600(帯広観光コンベンション協会)
・料金:無料
・公式サイトURL:http://obikan.jp

犬系男子はもう古い、、今は〇〇男子

時代は移り変わるものです。それは、「モテ」も同じです。❤️

 

肉食系や草食系、今は犬系男子なんてのが流行っておりますが、今はなんといっても「農業男子」です。

 

・・・え?

 

解説させてください。(笑)

 

農業男子とは・・・

じわじわと人気が上昇している農業男子。🚛

農業男子とは若手の農家男性のことで、近年では農業男子に関連するさまざまなイベントや取り組みが実施され、地域農業を盛り上げています。

 

農業へ取り組む若者を指した、注目のキーワード

農家の高齢化が農業全体の問題となる中、いま日本では若い世代の「農業」を盛り上げる取り組みがいろいろな団体や企業で積極的に行われています。

特に若手農家については、それぞれ「農業男子」や「農業女子」と銘打ち、さまざまなコンテンツが作られてきました。注目度の高まりを受け、近年では農業男子との婚活イベントなども多く開催されています。🚜🚜

※先日は「農業女子会について取り上げましたね!」

「農業男子×総選挙」で課題に挑む。 JA東京グループの取り組み事例

農業男子のイベントの中でも、特にメディアでも取り上げられて注目を浴びたのは、2020年にJA東京グループが行った「農業男子×総選挙」のイベントです。実際にどのようなイベントだったのか、またどのような反響を呼んだのかを詳しく見ていきましょう。

農業男子×総選挙 | JA東京グループ

 

1,年々深刻化する農業離れ

東京都内では、人々の農業に対する関心が低下したことによる農家数・農地面積の減少が課題となっています。また、農家への理解不足から土埃や堆肥のにおいが近隣住民とのトラブルになるなど、農業を続けるうえで障壁となるようなさまざまな課題も生じています。

JA東京グループでは、都市住民にさまざまな恩恵をもたらす都市農業についてもっと理解を深めてもらうために、まずは農業を知る機会を作り、そして農家と触れ合う機会の創出を行いたいと考えました。これがJA東京グループの農業男子イベントの原点でもあります。また、JA東京むさしが農業男子を紹介してきたことも、農業への関心と理解を深めるための取り組みの一環です。💻💻

 

→農業を身近に感じてもらう取り組み「農業男子×総選挙」企画が発足。

 

もっと農業を身近に感じてもらうために、東京都内のJAから選出された14名の農業男子の中から、東京農業をPRする広報大使を決める農業男子×総選挙 東京の農業は、オレに任せろ!の企画が発足しました。

JA東京グループの特設ページでは、農作業をしているONの姿だけでなく、私服やスーツ姿などのOFFの写真も公開し、誰でもアクセスできるようにしています。また、投票はオンラインで行い、全国から応募できるようにしたことで、より広い層に農業男子や農業をアピールできるように工夫しました。🥑🥦

 

 

なんと総投票数は驚異の13万票越え

 

 

 

JA東京グループ「農業男子×総選挙」

JA東京グループ「農業男子×総選挙」
出典:ソーシャルワイヤー株式会社(東京都農業協同組合中央会 ニュースリリース 2020年12月24日)

 

農業男子や農業女子のコンテンツは、今日本中から熱い注目を浴びています。

いまの私たちの食卓を支えてくれている農家さんには感謝です。🍏🍎

農業×AI

巷では、chatGTPの普及により、AIの関心が高まっております。

IT関連はもちろん、工場や自動車関連はAIの導入が活発になっているんではないでしょうか。

それは農業も例外ではなくAIが導入してるんです。。🚨🚨

 

農業にAIが導入されることでどんなメリットがあるのでしょうか。

 

①自動収穫による作業の効率化

収穫作業をAI搭載ロボットによって自動化できれば、大きく作業の負担を減らすことが可能となるでしょう。農作物はある時期に一度に収穫できるため、収穫作業の最盛期には大変忙しくなります。
早朝や夜に収穫すべき作物もあり、収穫作業は重労働です。収穫のときだけ余分に人を雇うという農家も少なくありません。📼🕹

 

 

②予測による出荷量の調整

AIを使って収穫量を正確に予測して納品できれば、取引先の信頼を得ることができ、より大規模な契約を得られるかもしれません。
農業では安定した出荷量が求められます。そのために、どれだけの収穫量が見込めるのか事前に予測する必要がありますが、勘だけに頼っていては正確な予測は難しいものです。📽🎞

 

③農薬散布量の調整

農薬の散布はちらほら聞いたことはあるのではないのでしょうか。

AIを使って病害虫が発生している個所をピンポイントで見つけられれば、必要最小限の量に農薬を抑えることが可能になります。農薬散布は一般的に、畑全体に対して行われます。しかしながら、この方法では農薬の必要のない部分に対しても農薬が散布されることになり、環境への影響が懸念されます。また、農薬を扱う人自身への悪影響もあるかもしれません。📠📺

 

④技術の継承

AIを使って、今まで蓄積されてきた技術やノウハウを可視化できます。経験の浅い人でもスキルの取得は容易でしょう。
農業は昔からの技術とノウハウの蓄積によって成り立っています。後継者がいないと、このような技術やノウハウは永遠に失われてしまいかねません。初めて農業を始める人にとっても参入障壁が下がり、農業を始めたいと考える人が増えるでしょう。🔋🔌

 

⑤ゲノム解析の活用

最近話題のゲノム情報の農業への利用には、AIによるデータ解析技術が欠かせません。ゲノム解析とは、生物の遺伝情報(ゲノム)を総合的に解析することです。「ゲノム(genome)」は”gene(遺伝子)”と”-ome(オーム、ラテン語で全体)”を組み合わせた言葉で、生物のもつ遺伝情報全体を指す言葉です。🛢🧯

ゲノム解析・編集技術を活用することで、特定の遺伝子を狙って変異を起こすことができ、目的の性質を持つ品種を効率的に作ることができます。その作物に存在しない特定の遺伝子を組み込む「遺伝子組み換え」と混同しがちですが、ゲノム編集は遺伝子を組みこまずに、切断による変異を促す点が異なります

生物の細胞内にあるDNAには、遺伝子や遺伝子の発現を制御する情報などが記録されています。遺伝子の情報をもとに転写・翻訳されることでタンパク質がつくられ、さらにタンパク質が細胞をつくり生命活動に必要な仕事をしています。つまり、ゲノム解析はDNAの塩基配列を解読し、遺伝子の機能などの情報を総合的に解読していきます。🧰

 

いかがだったでしょうか、恐るべしAIといったところでしょうか。。

ですが、当然の如く、全てがAIで補えるわけではございませんし、農家さんの中にはAIを毛嫌いする方もいらっしゃると思います。
どんな形であれ、農業にAIが普及していき、農業が抱えるさまざまな問題を解決するきっかけになり、より農業の未来を明るく照らすことになれば嬉しいです。🐻🐻

十勝千年の森

十勝千年の森・・・なんかジブリの世界線のようなネーミングセンスですが、本当にジブリのような世界観の森なんです。

十勝千年の森(清水町)

 

東京ドーム85個の広さを持つ「十勝千年の森」は、非常に美しい庭がある、広大な自然に囲まれた素敵な場所です。🦊🐻

セグウェイに乗って庭を散歩したり、チーズ体験工房があったりと、雄大な自然を丸ごと楽しめます。

”世界で最も美しいと言われた庭”

庭園内にある「デザイナーズガーデン」は木々の下を歩くので涼しい風で心地よかったのです。今の季節にぴったりですね。

季節の花を優雅に歩いてみるのもありかも。。。

 

アクセス

・名称:十勝千年の森
・住所:北海道清水町羽帯南10線
・アクセス:帯広市街から車で45分
JR十勝清水駅からタクシーで15分
・マップ:
・開園期間:2015年4月25日(土)~11月3日(祝)
※11月4日(水)より冬期閉園
・営業時間:[4月25日~6月30日]10:00~17:00(セグウェイ10:00~16:00)
[7月1日~8月31日]9:00~17:00(セグウェイ9:00~16:00)
[9月1日~11月3日]10:00~16:00(セグウェイ10:00~15:00)

・電話番号:0156-63-3000
・料金:入場料:一般・大人(高校生以上)1,000円、小中学生(学生証提示)500円
小児(小学生未満)無料
セグウェイ試乗:10分 1,000円 ※16歳~69歳
チーズ造り体験:大人 3,000円、中学生以下 2,000円(要予約)
・公式サイトURL:http://www.tmf.jp/index.php

オペレーター農家って

先日は「脱サラから農家になる」についてご紹介しましたが、農業の世界でも働き方改革が多様化しており農業も例外ではありません。「フリーランス農家」や「農業バイト」など様々です。

本日は近年最も注目を集めている新しい農業の形オペレーター農家についてご紹介いたします。

 

🐼オペレーター農家とは🦊

 

「オペレーター農家」とは、農業生産において生産現場の管理・運営を専門的に行う農業従事者のことを指します。
具体的には「農地の耕作」「作物の栽培」「収穫」「出荷」「施設の管理」など、農業における生産プロセスの中で現場に立ち一定の規模の農業生産を行うことが求められます。
オペレーター農家は農業従事者の中でも特に経営者としての視点を持ち合わせ、効率的な生産管理や経営戦略の策定が求められます。🐱🐭
また、現代の農業生産では、技術的な知識や情報収集力も必要とされています。

 

オペレーター農家は、「経営力」「情報収集力」「労働力」「環境に関する意識」「コミュニケーション能力」の5つの要素が必要不可欠です。🕹

農業は長期的な視野で見て、環境保全や地域社会との共存を考えなければなりません。
オペレーター農家は最新技術や情報を駆使しながら生産効率を高め、環境保全にも取り組み、社会的価値を提供することが求められます。

また、オペレーター農家は市場ニーズに合わせた商品開発や販路開拓も重要な役割です。
農産物の需要は多様化や変化が激しく、消費者のニーズに合わせた商品開発やマーケティングが求められます。
特に、近年では健康や環境に配慮した食品に対する需要が高まっており、オペレーター農家はそのようなトレンドに対応した商品開発や販路開拓を行うことが必要です。💽💽

 

 

また農業は工程として、ワンスーズンずつがとても短いです。なので農家として一人前になるには努力と覚悟が必要になるのは間違いありません。

興仁株式会社では、農機オペレーターをはじめとし、農家様の様々なサポートをしております。一年を通して農業について知識をつけることができます。🚎💎

これから農家になりたい!」、「脱サラして農家になりたいけど、不安だ。」と言った方はぜひお気軽にご連絡くださいませ。🚕📸

緊急ミッション ヒグマ

皆さまはヒグマって実際に見たことありますか??

聞いたことはあるし、どんな動物かは知ってるけど案外見たことないなと思う動物の一つが「ヒグマ」ではないでしょうか。🐻🐻🐻🐻

道民でも意外と見たことがないヒグマ(出没するところは毎日でますが…)は田舎では度々ニュースや学校の校内放送などでお知らせされますが、あたり一面森でいつ出てきてもおかしくないほど田舎に住んでいなければ珍しくないですが大半は見たことはないと思います。

そんな方必見!ヒグマが安全にご覧になれるスポットをご紹介します。

十勝新得町にある、ヒグマを観察できる「サホロリゾート ベア・マウンテン」です!

 

spot11

 

北海道にのみ生息する最大種ヒグマを自然に近い状態で観察することができるスポットです。「ベアウォッチングバス」や高さ5mの「遊歩道」など様々な角度からヒグマを観ることができます。熊にちなんだお土産も購入可能。関連施設の花森熊カフェでランチもできます。🚕

やはり北海道のみに生息するヒグマだけあって迫力が段違いです。。

 

注目ポイント① ベアウォッチング

鉄格子で守られた専用のバスに乗って、ヒグマたちの森へと入ります。
冒険心をかきたてられるベアウォッチングバスから、森の中を動き回るヒグマを観察します。🚀🚀

 

 

注目ポイント② ベアポイント

敷地内中央に位置するガラス張りの観察施設です。
ヒグマが自然に近い状態で行動できるように周囲には池や洞窟を設け
サホロの森と融合した環境が整えられています。
目の前に迫るヒグマが観察でき、2ショット写真も撮れちゃいます!📸📸

 

 

度々熊をメインとした観光スポットがありますが、北海道の迫力あるヒグマを間近で味わうことはできませんので、ぜひ十勝にお越しの際は「ヒグマ」を北海道で味わってみてはいかがでしょうか。

 

アクセス

■営業時間:2023年4月29日(土)~10月22日(日) 9:00~16:00(最終入場15:20)
■休業日:不定休
■料金
・遊歩道コース:大人 2,200円 / 4歳~小学生・60歳以上 1,650円 ・ベアウォッチングバスコース:大人 3,300円 / 4歳~小学生・60歳以上 2,750円
■駐車場:あり(無料)
■所在地:北海道上川郡新得町狩勝高原
■お問い合わせ:サホロリゾート ベア・マウンテン 0156-64-7007
「サホロリゾート・ベア・マウンテン」の詳細をDomingoで見る

脱サラで農業の世界に

脱サラして農業やりたいなー」とよく巷で話してるのを聞きますが、実際はどうなんでしょうか。🚙💫

 

もちろん何も準備をせずに農業の世界に行ったところで失敗するのは目に見えていますが、しっかりと準備をして農業一本で暮らしていくことは可能です。🚂

最近では新型コロナウイルス感染症の拡大を機に地方へ移住し、テレワークに取り組みながら農業経営を目指す人も出始めています。

では、一体脱サラして農業を始める方法・注意点など脱サラ農家の経験談からご紹介していきます。

 

①脱サラして農業を始めた理由

自然あふれる環境で暮らしたい自分自身の手で育てた野菜や果物を地域に届けたいなど、農業を始めるきっかけはさまざまです。

その中でも多いのが、1,自然のある田舎で暮らしたい。2,ストレスから解放されたい。3,新鮮な野菜・果物を食べたい。この三つが主な理由です。🔑

自然環境が豊かな地域で暮らしたいと考えて脱サラして、山や川・海が身近にある田舎で農業経営を始める人もいます。
都会と比べると土地の価格が安く、マイホームの購入とセットで移住・農業経営を検討する人も見られます。
地域の人とのつながりが強いので、新しい人との出会いを通じて農業経営のヒントを得やすいのがメリットといえます。🧲
公共交通機関の本数は少ないものの、車を運転できれば近隣都市への移動もスムーズでしょう。

 

 

また新規就農者は約5万人超で堅調な推移

農林水産省「令和2年新規就農者調査結果」によると新規就農者は53,740人で、前年と比べると若干減少しているものの、過去10年の推移をみると横ばい傾向を示しています。
49歳以下の新規就農者は18,380人、なかでも異業種から農業経営に参入した新規自営農業就農者は8,440人でした。🔦

また、自分自身で土地や資金を用意して農業を始めた人(新規参入者)は2,580人となり、親から農業経営を引き継いだ人を入れると毎年1万人前後が脱サラして農業経営に参入していることがうかがえます。

 

②脱サラして農業を始める年齢層

新規自衛農業就農者と新規参入者の人数を年代別にまとめると以下の通りです。

年代 新規自営農業就農者 新規参入者
20~29歳 2,190 480
30~39歳 2,740 1,070
40~49歳 3,230 1,020
50~59歳 5,620 460
60~64歳 8,050 200
65~69歳 17,990 340

 

定年や早期退職を機に農業経営に参入した人が目立つ一方で30代・40代で脱サラして農業経営に参入した人も約8000名にのぼります。🚕

 

 

③脱サラ農家がうまくいった経験談

 

1,ストレスから解放され家族との時間が増えた経験談

事例1

移住相談会を通じて就農体験に参加し、里親農家から農業について指導を受けるうちに、田舎暮らしと農業経営の魅力を実感できたため脱サラを決断しました。
会社では顧客対応などでストレスを抱えがちでしたが、地域の人とふれあうなかで徐々にストレスが和らぎ、収穫期などの共同作業も楽しみになっています。家族で過ごす時間も増え、子どもの成長にとってもメリットが多いと実感しています。⚙️

 

2,自然の恩恵を得られた体験談

事例2

大学の農学部を卒業後は北海道のじゃがいも農家で働いていました。事情があって大阪に本社がある教育関係の企業に転職しましたが農業の魅力を捨てきれず、会社を辞めて再び北海道に移住して野菜栽培を始めました。
農業を営むなかで収穫の喜びを感じられるのはもちろん四季の変化がはっきりしてるため春の訪れも楽しみに感じています。

 

④脱サラ農家の大変だった経験談

 

1,農地確保や人脈づくりが大変だった体験談

脱サラして農業に取り組もうと農地を探しましたが、訪れる先々で「サラリーマンが農業なんて、無理」と言われて相手にされませんでした。移住前に少しでも人間関係を作ろうと思って農泊に出かけても、深い関係性を築くまでには至りませんでした。自治体の就農支援窓口に相談してようやく農地確保のめどがつき、農業関係者との会合にも参加できるようになりました。農業で独立できたのは、脱サラを決意してから6年目でした。最初から移住したい町の役所や農業関係者と関わりを持っていれば、もう少し早く独立できたのではと思っています。🛢

 

2,農家ならではの付き合いが大変だった体験談

5年前に地方に移住して農業経営を始めました。地域の人は温かく迎え入れてくれたのですが、寄り合いや地域行事が頻繁にあり、その度に家族の誰かが必ず参加しなければなりませんでした。都合で参加できなければ事情を詳しく詮索され、都会暮らしが長かった身にはギャップに感じました。💎

 

以上が脱サラ農家の現状でした。。

脱サラして農業に取り組むには、農地探しから資金計画・移住先での人間関係から人脈作りなど長期的な準備が欠かせません。

少しでも尿業を始めたい!興味がある!と言った方は移住・就農に関する各種サポート制度を用意する自治体もあります。🚎🚒

日本政策金融公庫でも、新規に農業経営を始める人を対象にした融資制度を用意しています。さまざまな制度を活用しながら、自分に合ったスタイルで脱サラ・農業をスタートしてみてはいかがでしょうか。

 

また、興仁株式会社でも元々農家さんが多農機械オペレーターをメインのお仕事をしておりますので、これから農業を始めたい方や農業機械での経験を積みたい方など、未経験でも先輩スタッフが丁寧に教えていただけるので、農業の世界に少しでもご興味ある方はお気軽にご連絡ください。✈️✈️

トロッコって見たことある人0人説

トロッコは皆さま見たことございますか?

トロッコと言いますと童話や昭和初期なんかをイメージすのではないでしょうか。

ですが、トロッコは実在するんです…!!🚂

そのトロッコは十勝新得町の「狩勝高原エコトロッコ鉄道」🚎🚐

保線用軌道自転車をトロッコに改良し、800mものコースを楽しむことができます。旧狩勝線の新内駅構内につくられたコースには信号機や踏切各種鉄道標識などがあり、信号を守って走行し、鉄道運転士気分も味わえます。

鉄道好きにはたまらない聖地ではないでしょうか。🚀🚂

 

「狩勝高原エコトロッコ鉄道」4/28よりオープン! レールの上を足漕ぎトロッコで鉄道体験!

狩勝峠3合目にある狩勝高原エコトロッコ鉄道は、レールの上をエコトロッコ(軌道自転車)で走って楽しむ施設です。トロッコが通る時に鳴動する踏切や実際に下りる遮断機。タブレット(ワッカ)をポイントに掛けると線路が自動で動き、進入線路が変わります。家族連れの方や鉄道ファンにも大変喜ばれております。

根室本線の旧線の新内駅にレールを一から引き直し、エコトロッコ(軌道自転車)を一から作成したオーナー。ここに駅があって汽車が走っていたという痕跡を残していきたいという思いから2008年9月7日にオープンしました。屋根付きトロッコの塗装は昔本当に使われていた汽車の塗装を使用したというこだわりよう。所々に鉄道標識もたっています。

「狩勝高原エコトロッコ鉄道」

 

エコトロッコ(軌道自転車)は安全対策を施してあるので安心してお乗り頂けます。また、コンピュータ管理の信号が13箇所にあり、前のエコトロッコに近づき過ぎないように自動で信号が変わります。スピードを出し過ぎると警報が鳴ることも! 景色を楽しみながらゆっくり運転! それが一番楽しめます。🚨🚨

 

オーナーのこだわりは些細な部分まであります。乗車前の改札でお渡しする乗車券は昔懐かし硬券! これまた懐かしいハサミを入れます。これは記念になりますよ! 乗車券を受け取ったら800メートルあるコースを存分にお楽しみください。

 

レトロな気持ちを思い出させてくれるトロッコ、さらに意外と知られていない珍観光スポットの一つです。
子連れでもカップルでも楽しめてその歴史やオーナーのこだわりを存分に味わえる唯一無二の狩勝エコトロッコぜひ十勝にお越しの際はお立ち寄りください。

🚐🚕🚒🚐🚙

 

アクセス

■運行時間:2023年4月29日(土)~10月 9:30~16:30
※7月15日~8月以外は土日祝のみ運行、他休業日あり
■料金
・足漕ぎトロッコ:大人 700円 / 子供・幼児(3歳以上中学生以下)400円
・バッテリー電車:大人700円(普通免許所持者を含む大人のみ)
■所在地:北海道上川郡新得町狩勝高原旧新内駅
■お問い合わせ:狩勝高原エコトロッコ鉄道 080-1882-3434
「狩勝高原エコトロッコ鉄道」の詳細をDomingoで見る

農業新時代

近年農業の話題で巷を盛り上げていますが、本日は農業に関する論文で面白い記事がございましたのでご紹介します。

 

〜農業新時代到来〜

農業は、職人や芸術家の世界により近く、成長産業としては未だ開花以前の業種かもしれません。AIなどの先端技術やバイオ研究に将来への可能性を見る一方で、農業にはさまざまな固定概念があります。 まるで新式と古式が共存するムラ社会のようであり、新参者がしっかりと道筋を確認できるような“真の技術論”が見当たらないのも事実です。

 

「半農半X」で自分自身をブランド化

半農半Xとは、小さな農を生活の起点としながら、独自のライフワーク(生きがい)によって社会的な役割を果たす暮らし方のことです。Xは「掛ける」とも「無限の可能性」とも捉えられ、プラスアルファの資質や意義、ひいては自分らしさに関わる中心部分となります。90年代に提唱された概念が再び反響を呼んでいるのは、半農半Xの枠がより拡張し、自分(人間)らしい生活の実現が可能になってきたためと思われます。 完全な自給自足から、市民農園などを利用する“4分の1農”や“16分の1農”まで、配合のアレンジは無限大です。

 

 

ワークとライフを両立できる「2拠点農業生活」

2拠点生活(デュアルライフ)とは、“都会と農村”などの2つの地域に住まいを持つライフスタイルのことです。コロナ禍に後押しされる形で、長期滞在や地方移住に関する民間サービスが裾野を広げつつあります。 中にはセカンドハウスを田舎に置き、農業を営む暮らしを始める人も増えてきています。 2拠点生活に農業を組み込みながら、一方でリモートワークによる収入も得ることでリスク分散が可能になるのです。

 

農業は完成形がない日々進化していく業種です。

自由な視点と真剣さで物事に取り組んでいける。新たな農ビジネスに励んでいる人の特徴として、前時代に活躍した志士のような資質が見られることとそんな志を持った人々が世に出ていく、新時代の幕開けがすぐそこに迫ってきています。