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巷では、chatGTPの普及により、AIの関心が高まっております。
IT関連はもちろん、工場や自動車関連はAIの導入が活発になっているんではないでしょうか。
それは農業も例外ではなくAIが導入してるんです。。🚨🚨
農業にAIが導入されることでどんなメリットがあるのでしょうか。
①自動収穫による作業の効率化
収穫作業をAI搭載ロボットによって自動化できれば、大きく作業の負担を減らすことが可能となるでしょう。農作物はある時期に一度に収穫できるため、収穫作業の最盛期には大変忙しくなります。
早朝や夜に収穫すべき作物もあり、収穫作業は重労働です。収穫のときだけ余分に人を雇うという農家も少なくありません。📼🕹
②予測による出荷量の調整
AIを使って収穫量を正確に予測して納品できれば、取引先の信頼を得ることができ、より大規模な契約を得られるかもしれません。
農業では安定した出荷量が求められます。そのために、どれだけの収穫量が見込めるのか事前に予測する必要がありますが、勘だけに頼っていては正確な予測は難しいものです。📽🎞
③農薬散布量の調整
農薬の散布はちらほら聞いたことはあるのではないのでしょうか。
AIを使って病害虫が発生している個所をピンポイントで見つけられれば、必要最小限の量に農薬を抑えることが可能になります。農薬散布は一般的に、畑全体に対して行われます。しかしながら、この方法では農薬の必要のない部分に対しても農薬が散布されることになり、環境への影響が懸念されます。また、農薬を扱う人自身への悪影響もあるかもしれません。📠📺
④技術の継承
AIを使って、今まで蓄積されてきた技術やノウハウを可視化できます。経験の浅い人でもスキルの取得は容易でしょう。
農業は昔からの技術とノウハウの蓄積によって成り立っています。後継者がいないと、このような技術やノウハウは永遠に失われてしまいかねません。初めて農業を始める人にとっても参入障壁が下がり、農業を始めたいと考える人が増えるでしょう。🔋🔌
⑤ゲノム解析の活用
最近話題のゲノム情報の農業への利用には、AIによるデータ解析技術が欠かせません。ゲノム解析とは、生物の遺伝情報(ゲノム)を総合的に解析することです。「ゲノム(genome)」は”gene(遺伝子)”と”-ome(オーム、ラテン語で全体)”を組み合わせた言葉で、生物のもつ遺伝情報全体を指す言葉です。🛢🧯
ゲノム解析・編集技術を活用することで、特定の遺伝子を狙って変異を起こすことができ、目的の性質を持つ品種を効率的に作ることができます。その作物に存在しない特定の遺伝子を組み込む「遺伝子組み換え」と混同しがちですが、ゲノム編集は遺伝子を組みこまずに、切断による変異を促す点が異なります。
生物の細胞内にあるDNAには、遺伝子や遺伝子の発現を制御する情報などが記録されています。遺伝子の情報をもとに転写・翻訳されることでタンパク質がつくられ、さらにタンパク質が細胞をつくり生命活動に必要な仕事をしています。つまり、ゲノム解析はDNAの塩基配列を解読し、遺伝子の機能などの情報を総合的に解読していきます。🧰
いかがだったでしょうか、恐るべしAIといったところでしょうか。。
ですが、当然の如く、全てがAIで補えるわけではございませんし、農家さんの中にはAIを毛嫌いする方もいらっしゃると思います。
どんな形であれ、農業にAIが普及していき、農業が抱えるさまざまな問題を解決するきっかけになり、より農業の未来を明るく照らすことになれば嬉しいです。🐻🐻