今回ご紹介するところは十勝の絶景の代名詞でもある「十勝岳」です。
北海道美瑛町にある「十勝岳」は、標高2,077mの活火山です。昭和63年の噴火によってふもとの白金温泉が閉鎖され、登山も禁止になりました。
平成2年に解禁となりましたが、噴火のたびに地形が変化して登山道が変わり、火山灰で道がはっきりしない部分もあります。
一般的には望岳台が登山の出発点となり、頂上までは約4時間です。以前使われていた前十勝経由のコースは登山禁止ですが、上ホロカメットク山や美瑛岳側からのコースは利用できます。
頂上からは、大雪山やトムラウシ山、東大雪の峰々などが一望でき、足元からは白い噴煙が立ち昇り硫黄臭が漂います。