オンネトー
北海道三大秘湖の一つ、オンネトー。アイヌ語では「大きな沼」「年老いた沼」という意味ですが、一般的には湖の扱いです。日の射す角度や見る角度、季節や天気などによって一日に何度も色を変えることから、五色沼の異名を持っています。
オンネトーは阿寒摩周国立公園の最西端に位置し、雌阿寒岳の麓にある周囲2.5kmの美しい湖です。その美しさと原生の魅力が多くの観光客を惹きつけています。季節や天候、見る角度によって、澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーに色が変わる神秘の湖です。
湖畔西側には木造の展望デッキがあり、雌阿寒岳と阿寒富士を背景としたオンネトーを一望できます。湖畔周辺には散策路が整備され、原生林に囲まれた手つかずの大自然を満喫することができます。
周辺にはオンネトー湯の滝、雌阿寒温泉や登山の基点にもなる国営野営場(6~10月末まで)があります。令和4年6月からは野営場に隣接してオンネトー野営場休憩舎がオープンし、野営場利用受付、観光案内、休憩所、アウトドア等物品の販売・レンタル、軽飲食提供などが行われます。
他にたとえようのない、青とも緑とも言いがたい独特の色で、風のない日には雌阿寒岳と阿寒富士を湖面にくっきりと映し出す様がとても美しい湖です。
周囲には木道も整備されているので散策が楽しめますが、ヒグマの生息域でもあるので食べ物を持ち込まない、ゴミを持ち帰るなどのマナーが必要です。