昨日にブログに引き続きSDGs の食品ロスについてです!
もちろん2016年から2030年の15年間で世界各国の取り組みによって達成を目指しているSDGs(持続可能な開発目標)のなかにも食品ロスに関する項目があります。😉😉
項目12:作る責任と使う責任
12.3:2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる。
噛み砕いて解説すると、SDGsで掲げられる持続可能な開発を考える上で、大量生産大量消費の考え方を変えていかざるを得ないでしょう。SDGsの目標12.3で定められているのは、食の分野で地球の限りある資源を有効活用しようということです。🥦🥬
私たちが、日常的に購入している食料は、生産から消費されるまでのあいだに多くの人手やエネルギー・水が使われています。
食品ロスが発生することで、お金や資源をムダにしてしまっています。また廃棄される食品をゴミとして処理することにも、多くのエネルギーが使われているのです。
近年では、食品ロスに対する関心が深まり、さまざまな食品ロスの対策が打たれています。
その食品ロスの対策をいくつかご紹介したいと思います。🍇
・フードバンク
フードバンクでは、食べ物の寄付を募り福祉施設等に無料で提供しています。鮮度や味には問題がなくても、メーカーが抱える包装紙や外箱がつぶれた加工品や農家で発生する形や傷によって出荷できない野菜、家庭で買いすぎたレトルト食品・缶詰などが対象です。🔑
フードバンクから食料が提供されることによって、福祉施設では食費が抑えられ、メーカー・農家・個人では処分費用や食品ロスのゴミの削減ができます。
飲食店では、まだ食べられるのにどうしても売れ残ってしまい捨てざるを得ない料理が、発生してしまいます。TABETEは、飲食店と個人をつなぐことで、飲食店から発生する食品ロスを防ぐフードシェアリングサービスです。🔑
飲食店で発生した食品ロスになりかねない料理をアプリ上に掲載することで、アプリ閲覧者が検索して安価で購入することができます。新聞、TVニュースなどさまざまな媒体で紹介されているサービスです。
・エコイート
食品ロス削減ショップecoeat(エコイート)は、廃棄予定の飲料や食品を買取または無償で引き取り、その中から賞味期限残にかかわらず安全かつ美味しく食べていただける食品のみを陳列しております。エコイートは一般のお客様、どなたでも陳列している商品をご購入いただくことができます。🔑
販売している商品をご購入いただくことでより多くの食品ロスを減らすこと、より多くの生活に困窮する方を救うことができます。
食品ロスは私たちの1番身近にある問題なのではないでしょうか。🐮
ですが、未だこの問題は解決する傾向にありません。私たちの生活をより豊かにするためにもこの問題から目を背けずにできることから少しづつ考えを見直してみることが大切です。